台湾総集編①
台湾総集編①
<前置き>
台湾は元々ほとんど知らない国で数年前まであまり興味がなかった。
よく街並みや風景に心惹かれるけど台湾はそういうのもなかったから。
でも縁があってこうやって行く事ができた。
台湾行きは考えていたものの決まったのは8月20日頃で、出国の少し前だった。
この頃は体調不良やメンタルの調子も最悪で不眠も酷かった。
特に行く直前は眠れず疲労も溜まり最悪な状態だった。
<初日>
1人準備をして孤独な出国はめちゃくちゃ心細かった。
次の手続きや検査はどこでやればいいのか、ちゃんとできるのか、とか不安で。
空港では皆慣れてる感じがあり、挙動不審なボッチも俺だけかってぐらい。
誰もが連れがあり色んな気持ちも伝え合えるし不安も消えてうらやましく思う。
台湾到着後、すぐトイレに行ったらみんな消えていてどこに行けばいいのかわからん…。
なんとなく…の感覚や周囲を見定めて関門を通過できたがやはり慣れなくてどんくさい。
最後は空港の出口がわからんと言う情けなさ!
台湾は日本人観光客が多いから空港は日本語も多少はあると思ったのになかった。
緊張して酔って、体調最悪。
せっかく台北まで移動したのに観光も中止して台中へ行った。
台中に着いても雨で得体も知れない場所で、なんか臭いし衛生面もよくないし
食べ物も不安、体調悪いのに夜も眠れない…。
「なんでこんなとこに来たんだろう」「3週間なんて到底無理だろ…」本気でそう思った。
メンタル疾患もあって半分療養を考えてきたのになんて浅はかだったんだと。
まぁそれも日を追うごとに慣れて行って、初日の悪夢はどこへやら・・
今では灼熱の台湾戻りたい心境なんだけどね。
以降の台湾での生活は日記に書いたので省略。
<体調>
上に書いたように日本では最悪だった。
台湾後半ではそんな生活に戻るならここで死んでもいいと思ったぐらいの快調ぶり。
台湾ローカル食は油ばかりでかなりの胃もたれを覚悟していたけど数日だけで
それ以降油物を食べてもそう堪えなくなった。
睡眠も3,4日はあまり眠れなかったがそれ以降は比較的眠れたし
あんまり眠れなくてもなぜか体調には響かなかった。
ほぼ毎日外に出たのでたくさん歩いて汗かいて運動不足も解消された。
最初の頃感じたのは脳機能の回復、日本で極度のストレスにさらされ
ヒッキ―な生活をしてた時はボケたんじゃってぐらい認知機能が低下した様な気がしたが、
台湾にきてビンビンと脳が刺激され少し元に戻ったような感覚。
いつも長時間立っていたら腰痛を発症したが、何故か台湾では1日歩き回っても半減。
体力気力もうだる暑さの中歩き回って疲れ果ても回復が早く次の日にはほぼ回復している。
過敏聴覚はすぐに軽減していた(帰国後はやはり家族の出す音が何故か嫌で結構気になり、
特に扉を思いきり「ドン」って閉める音や足音が嫌でストレスから頭痛等症状を起こす)
メンタルは闇が深すぎるので治りはしないが軽減したという実感がある。
自信は全くなかったが、メンタル面が少し回復して多少ついた気がする。
鏡を見ても目が少し大きくなり、前よりは明るい顔つきになっている。
帰国後に、数年言葉を交わしていなかった父と長女(問題は次女)と一言だけ交せた。
通常台湾行ったら太る人が多いと思うが、俺はいろいろいな理由で痩せた。。
元々細身だが、それもいい感じで痩せているので○
数分話すだけで喉が荒れたり、飲食時に稀に誤嚥してむせていたがそれもほぼなかった。
このように、神様でもついていたのかとびっくりする程体調がよく日本での不調が幻のよう。
本当に不思議で疲れ果てていた日々、病的な慢性疲労、そう言ったものがほとんど消えた。
体の不調のほとんどがストレスによるものだったんだなと改めてわかった。
そして気力、死んだような気持ちが台湾での生活を頑張ろうと気合が入り体が刺激された。
帰ってからは、過敏聴覚が戻りまた少し体がだるいし遠慮がちに生活をしてしまう。
そして帰国後驚いたのは、たった3週間で薄毛が改善したこと。
本当に3週間で改善するのか検証が必要だが、生えたことは事実。
実際行く前は、やばいなーと思って薄毛隠しに帽子を買っておいた。
でも台湾で「髪が―…」と知人に言うとはげてないと言うので
まぁ自信持たすために言ってるんだろうと思っていた…。
今では髪型によってはよく見ないと薄毛とわからない程度になっている。
やはり髪もストレスのせいだった可能性が大。
とは言え髪はやっぱり抜けているし、薄い個所も治ったわけではない。
今後一気に悪化しないことを祈りたいよ。
今はあれだけ必死にやっていたピグやドマネのデイリー等ほとんどしていない。
依存や強迫観念のような縛りが緩くなってバカらしく思えてきた。
視野が開けて、もっと自分のためになって楽しい事をしたいと思える。